

ヨーロッパで生まれ、アメリカで発展したティンバーフレーム工法。こちらのページではその数々の魅力についてご紹介します。

ティンバーフレーム工法では、軸構造の中心となる柱や梁に身体に優しい無垢材を用います。無垢材とは天然の木材のこと。何を当たり前のことを…とお思いかもしれませんが、現代の規格統一を重視した住宅建築においては、様々な木材を接着剤で貼り合わせた「集成材」と呼ばれる木材を使用することの方が多いのです。無論天然の木材である無垢材を使用するティンバーフレーム工法であれば、家族全員が安心して暮らせる住宅を作り上げることができます。

ティンバーフレーム工法は、北アメリカ大陸の広大な敷地で発展しました。ダイナミックな空間を表現するこの工法はアメリカ開拓民の生活の中で愛され、洗練されてきた極めて実用性の高い空間利用法です。使用する無垢材は20cm角以上の断面積を持つ大径木であり、強度が高いため柱間や梁間を長く取ることができ、室内の空間を非常に広く作り上げることができるのです。また、室内に露出させる柱の位置や梁の巡らせ方は多彩で、日本の画一的な住宅とは一線を画した斬新なデザインを生み出します。

日本古来の建築方法にも類似した「ほぞ組み」を使い、木材を組んでいくティンバーフレーム工法。20cm角以上の断面積を持つ大径木を使用していることもあり、高い耐震性と耐久力を持っています。ヨーロッパやアメリカでは、築100年以上のティンバーフレーム住宅が数多く現存しているほどです。経年変化にも強く、さらに時が経てば経つほど味わいが生まれてきます。また外部を覆うストレススキンパネルも、独立した構造体として2×4工法に使用できるほどの強度を備えています。

外部を覆うストレススキンパネルにはポリスチレンフォームが使用されており、高い断熱性能と気密性を実現します。冷暖房使用時間の削減に貢献し、光熱費用の節約が可能です。

築100年を越えるほどの耐用性を持つティンバーフレーム工法の住宅は、老朽化による建て直しの必要がほとんどなく、森林資源の浪費を防ぎます。また、ティンバーフレーム工法に使用される木材は高品質であるため、解体された住宅の柱や梁は、リサイクルされて新たな建築に転用されることが多いのです。何百年もの間木材として使用するということは、木材中に固定された炭素をそのまま保有していることにつながります。そのため、廃棄・焼却される通常建材とは異なり、大気中のCO2量を増やしません。

太く高品質な無垢材を使用していることで、建物の価値は非常に高いものとなります。ふんだんに使用された無垢材は長寿命であると同時に見た目にも美しく、年月を経るごとに味わいを深めていきます。このため、ティンバーフレーム工法の住宅は年数が経っても、他の不動産と比べて高い価値を保持しているのです。売却する際にも高額で取引されることが多く、資産としての価値が約束されています。